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2005年09月21日

アラーキーの飛雲閣ものがたり

荒木経惟写真展
飛雲閣ものがたり

会期:2005年9月21日(水)~11月3日(木)10:30AM~6:00PM
会場:エプソンイメージングギャラリー エプサイト 
   〒163-0401 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1F
   phone:03-3345-9881 fax:03-3345-9883
   http://epsite.epson.co.jp
(入場無料)


 数百年もの間、時代の変化をしなやかに受け止めながらたたずんできた飛雲閣は、
西本願寺境内南東の隆起のある庭園、滴翠園(てきすいえん)と滄浪池(そうろうち)に
臨む三層柿葺(こけらぶき)の楼閣です。金閣寺、銀閣寺と並ぶ京の三名閣に数えられ、
変化に富んだ左右非対称の形状から巧みな調和を醸し出し、いつの時代にも訪れた人々
を魅了してやまない不思議な魅力をたたえています。元和年間(1615-1623)に聚楽第か
ら移築されたと伝えられていますが、確実な資料はありません。しかし、秀吉が自ら
の夢を実現したと言われる迎賓館としての聚楽第の面影は、意匠や建物がまとう風情
の中に残されています。
 新緑や紅葉、夜明け、月夜、そして雪化粧…アンバランスのバランスに満たされた華
麗な建築として成立する飛雲閣が四季折々豊かに変幻させていく表情を、鬼才、荒木
経惟が撮り下ろしました。千変万化する雲の群れのような趣き、四季の移り変わりの
なかに漂う多彩な表情、微妙に揺れ動く空気と時間が、荒木の写真に封じ込められ、
飛雲閣がたゆたわせる情感と感応しつつ、流麗なものがたりを紡ぎ出していったのです。
 
○会場にて、荒木経惟『飛雲閣ものがたり』本願寺出版社 2,800円(税別)を販売。
○本展展示作品はすべて、EPSONインクジェットプリンタで制作されます。展示点数: 約50点(写真集より抜粋)

投稿者 uchida : 2005年09月21日 21:55

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