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2005年11月28日

日本イスラエル文化研究会研究例会

ユダヤ学のコアでディープな研究者たちが一堂に会し、「マッド・サイエンティストの会」とひそかに囁かれる、「あの」イス研の例会がことしもひっそりと京都の一角で秘密裏に開催される。
意外なことに、イス研は『エンサイクロペディア・ジュダイカ』に「日本におけるユダヤ学のセンター」として言及された唯一の団体なのである(私もたまたま「日本」の項目を読むまで知らなかった)。
そして、私はその秘密結社的学会の古株の会員なのである。
ふふふ。
秘密裏といったけれど、実は公開なのである(新聞で広告しても誰も聴きに来ないが)。
今回の研究例会では「あの」山本尚志さん(ご存じない方はウチダのブログを検索してください)と私が発表担当。

日時:12月3日(土) 午後14時ー17時
ところ:同志社女子大学ジェームズ館J203
ゆきかた:地下鉄烏丸線今出川下車 御所を右手(つまり南側)に見ながら東へ200メートル
題目と報告者
 「カスペ事件再考・ハルピン昭和8年のピアニスト誘拐殺害事件」山本尚志
 「レヴィナス『時間と他者』を読む」                   内田樹

「ユダヤ人が出てくる」という以外にまったく関係のない論題が二つ並ぶというのがまことに「らしい」ですなあ。


投稿者 uchida : 2005年11月28日 10:01

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