2006年01月07日
バートン・クレイン作品集
ナイアガラーメイトである石川茂樹くんがプロデュースしたCDが出ます。
バートン・クレイン作品集。
何?バートン・クレインって誰?
なにをおっしゃいますやら。
日本音楽史最初の外タレポップスターですよ。
プリンストン大学を卒業して、1930年代に来日したジャーナリスト。
アメリカの楽曲に片言の日本語歌詞を載せて歌った「クレーン節」で一世を風靡した兼業歌手です。
その後ニューヨーク・タイムズの経済記者となり、戦後も1950年まで日本特派員をつとめた知性派である。
この人のなんとも言えない「ほんわか」した日本語がね、いいんだな。
渡辺京二さんの『逝きし世の面影』を読みながらバートン・クレインを聴くと、オールコックやモースやチェンバレンが愛した前近代日本の最後の残照がひとりのアメリカ青年にどんな「日本語」として響いたのか、それをかすかに知ることができます。
石川君のさらなるプロデュース活動を支援するためにも、みなさん
CD一枚買って上げてね。
くわしくはこちらを
投稿者 uchida : 2006年01月07日 10:58
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